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Project Zephyr
プチ・ロワイヤル仏和辞典 第4版 のEPWING化

更新履歴

はじめに

ここで公開しているツールを使って、旺文社から販売されているプチ・ロワイヤル仏和辞典CD-Extra付き第4版のCD-ROMからEPWINGデータを作ることが出来ます。

第4版のCD-ROMデータ(PetitRoyal.air)は、(少なくとも)以下の4種類あります。いずれでも変換できます。参考1, 参考2

[2014/07/12追記] 2013年版のデータを2010年版と比較したところ、数百カ所の差異がありました。その内容は、第4版の誤植・変更表をご覧ください。

出来ること

必要なもの

動作確認環境:Windows 7 (32bit)、Intel i5-2500 (3.3GHz)、3GBメモリ。EBStudio 1.70b、EBWin 4.3.3.0。

作業手順

1.準備

2.プチロワのインストールに失敗した時・インストールせずにデータを取り出す時

[2016/06/11追記] 原因はよく分かりませんが、数年ぶりにCDからインストールを試したら、PetitRoyal.airのインストールが出来ませんでした(Adobe Airの自動更新後、PetitRoyal.airのインストールを始めたところ、「ファイルが壊れている」というメッセージが出ました)。そういう場合は、以下の手順で必要なファイルだけを取り出せることがあります。本当にCDが壊れていたら読み込めませんが。(私のCDは、以下のようにzipにして、アーカイブのCRCチェックしても異常は見つかりませんでした。)

  1. CDにある PetitRoyal.air をハードディスクの適当なところにコピーする。
  2. PetitRoyal.air のファイル名を PetitRoyal.zipに変える。
  3. Windowsなら、PetitRoyal.zip をクリックすると、アーカイブファイルの中が見えます。DBフォルダの中に petit_royal.sqlite というファイルがあるはずです。zipファイルを解凍できるユーティリティソフトを使うのでも構いません。
  4. petit_royal.sqliteを適当なフォルダ(プチ・ロワイヤルEPWING化ツールを解凍したフォルダ=zephyr.jarなどがあるフォルダ)にコピーします。

3.HTMLファイル作成

  1. 辞書データファイルのありかを確認する。デフォルトの"C:\Program Files\PetitRoyal\DB\petit_royal.sqlite"に無い場合、EPWING化ツールのmakehtml.batの先頭にあるset SQLFILE="..."を正しいパスにテキストエディタで修正してください。
    64bit版Windowsの方は、"C:\Program Files (x86)\PetitRoyal\DB\petit_royal.sqlite" に修正します。
    前記のように、無理矢理 PetitRoyal.air から取り出した場合は、修正が必要です(petit_royal.sqliteをzephyr.jarのあるフォルダにコピーした場合は、set SQLFILE="petit_royal.sqlite"とします)。
  2. 【任意】EBStudioのプロフェッショナル版(有料)があれば、辞書本文中の単語を条件検索用見出しにできます。そうする場合は、makehtml.bat冒頭で "set KEYTYPE_LA=条件" とします。詳しくは「EBシリーズの使い方」参照。
  3. makehtml.batをダブルクリックします。1分程度で終了し、items.html、morph.html、conju.htmlが出来ます。最後にリターンキーを押します。
    DB file: "C:\Program Files\PetitRoyal\DB\petit_royal.sqlite"
    creating items.html
    .......................................
    done. 39448 entries
    WARN: invalid conju id : animal1 animal2 aval1 aval2 capital1 capital2 cardinal
    1 cardinal2 claveau cosy digital1 digital2 feu1 final1 gâteau germinal2 gru
    au leur2 lieu1 lieu2 lui1 mal2 manager1 maquereau1 maquereau2 millefeuille ormea
    u1 ormeau2 pascal1 pascal2 pieu1 pointeau ponceau rondeau scotch1 tourteau1 tour
    teau2 travail trijumeau virginal
    append 131791 extra Japanese 表記 keys
    append 355327 extra 条件 keys
    creating morph.html
    ...................
    done. 197478 entries
    creating conju.html
    .......
    done. 7312 entries
    リターンキーを押すと終了します

活用形ジャンプ番号のミスについて

一部の語については、あるはずの(?)活用表へのジャンプが出来ないものがあります。上記の実行例で、「WARN: invalid conju id : animal1 animal2 ...」とあるのは、そういう見出し語です。これは、辞書データ中で、対応する活用表の番号がA0123などとあるはずの所が●となっているからです。

辞書に付属の検索ソフトで animal1 を検索し、活用表ボタンをクリックしても、白紙ページが開きます。EPWING版では、活用表へのジャンプ自体を表示しないようにしました。

[2016/06/11追記] CDのデータでは、pouvoir1(動)にあるべき活用表へのリンクが、pouvoir2(名)にあります。いつも不便だったので、動詞の方に移動しました(いい加減、活用を覚えればいいのですが・・・)。

4.付録ページのJPEGファイル作成

CD-ROMの付録PDFフォルダにPDFファイルが4つあるものと3つあるもので変換バッチファイルが変わります。

PDFファイルが4つある場合(2010~2013年のもの)

  1. プチロワイヤルのCDをドライブにセットします。
  2. pdf2jpg-4files.batの先頭にset PDF_DIR="D:\付録PDF"とあります。CDドライブが D: でない場合は、修正します。
  3. pdf2jpg-4files.batをダブルクリックします。全部の変換が終わったら、リターンキーを押して終了します。

PDFファイルが3つある場合(2015年のもの)

上記と同じ作業を、pdf2jpg-3files.batについて行います。

5.EPWING作成

上で作成した3つのHTMLファイルと画像ファイルをEBStudioで処理すると、EPWINGになります。

  1. EBStudioを起動し、petit-royal.ebsを開く
  2. 「基準ディレクトリ」を、EPWING化ツールの解凍ディレクトリ(HTMLファイルの出来たディレクトリ)に設定する
  3. 「入力ファイル名」「出力先」を正しく設定する
  4. 【任意:EBStudioプロフェッショナルのみ】先に "set KEYTYPE_LA=条件" としたら、「インデックスの指定」で「条件検索」もチェックする。詳しくは「EBシリーズの使い方」参照。
  5. 「ファイル→実行」でEPWING化する。変換には数分かかります。

6.外字のUnicode表示設定

EBシリーズでは外字をUnicode文字としてきれいに表示できます。

詳しくは「外字のUnicode表示」参照。

7.あとしまつ

EPWING化のために Java をインストールした方は、アンインストールしておきましょう。

EPWING化のためにできた HTML ファイルや JPEG ファイルなどは削除して構いません。巨大なHTMLファイルが残っていると、ウイルスチェックソフトの処理に時間を食ったりします。

著作権とライセンス

CD-ROM、全文テキスト、EPWINGデータの不正利用は厳に慎んでください。

EPWING化ツールは、sqlitejdbc-v056.jarとpdfbox-app-2.0.1.jar以外、大久保が作成したものです。これらはパブリックドメイン扱いとします。

sqlitejdbc-v056.jarは、SQLiteJDBC からダウンロードしたものです。

pdfbox-app-2.0.1.jarは、Apache PDFBox からダウンロードしたものです。

(C) 2012-2017, Katsuhiko OHKUBO.