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Project Zephyr
『化学英語の活用辞典Ver.2』(2005)のEPWING化

更新履歴

このページにあるは、2005年に発売された Ver.2 用の変換キットです。
2000年に発売された『化学英語の活用辞典』(Ver.表記無し)のEPWING化キットはこちら

はじめに

『CD-ROM版 化学英語の活用辞典 Ver.2(2005)をEPWINGにするためのツールキットを作りました。

この辞書ソフトは、MicrosoftのSQLサーバー(Microsoft SQL Server Desktop Engine。小規模データベース用。無償。)を使っているのですが、それがWindows Vistaから動作保証外となってしまったため、インストールが途中で失敗したり、検索ソフトが起動失敗したりして使えなくなってしまいました。しかし、辞書データは単純テキストなので、ちょっとした変換をすればEBStudioでEPWINGにできます。

折角なので、4千件以上ある発音音声や、4百枚以上の2次元分子構造や3次元分子構造図も取り込めるようにしてみました。公式ソフトを動かすことができなかったので、こういうものでよいのか分かっていません。私は、センター試験は物理だけだった軟弱理系ですので、勘違いがあったらお許しを。

できること

【任意】とある機能は、取り込み・表示したり、しなかったり、お好みで切り替えられます。「見つからないよりは見つかりすぎる方がマシ」が私のポリシーですが、元々四つの辞書の集合でもあるので、今回はさすがに見出しの重複が邪魔になる場合がありそうです。いろいろ試して、お好みで調節してください。

この辞書CDには4つの辞書(用語集)が入っています。以下の画面例では、『化学英語の活用辞典』『化学英和用語集』『有機化合物略語集』『化学和英用語集』の順に並べて一つのEPWINGにしています。辞書の結合順を変えたり、除外することで、見た目や引き心地も変わります。

化学英語の活用辞典(見出し:4,016件)

化学英和用語集(英語見出し:38,138件)

有機化合物略語集(見出し:1,278件)

化学和英用語集(日本語見出し:38,595件)

必要なもの

動作確認環境:Windows 7 (32bit)、Intel i5-2500 (3.3GHz)、3GBメモリ。EBStudio 1.70b、EBWin 4.2.7.0。

作業手順

準備

[2017/01/30追記] Lhaplusでは解凍できないことがあるそうです。別の解凍ソフトを使うか、Windowsでしたらファイルを右クリックして、「プログラムから開く→エクスプローラー」で見えたファイルをコピーすることで解凍して下さい。

パラメータ確認

  1. EPWING化ツールを解凍したフォルダにある、params.bat をエディタ(メモ帳や秀丸エディタなど)で開き、TOP_DIR と OPTIONS の設定を確認します。
  2. 発音音声を取り込みたい(上のOPTIONSで wav を指定している)方は、C:\Program Files\Kagaku-Dojin\化学英語の活用辞典Ver.2\SLDic\wav フォルダを、変換ツールのフォルダ(makehtml.bat などがある)に「移動」します。現在も公式ソフトを使っている方は、時間がかかりますが「コピー」の方が安全でしょう。フォルダの移動権限がないとか言われて移動できなかったときも「コピー」します。
  3. 3次元構造図も取り込みたい(上のOPTIONSで mol を指定している)方は、mol2jpg.txt をエディタで開き、先頭のTOP_DIR の設定を確認します。

HTMLと画像ファイルの作成

  1. makehtml.batを実行します(ファイルのアイコンをダブルクリックします)。10秒ほどで、4つの辞書のHTMLファイルができます。最後にリターンキーを押して終了します(以降も同じ)。
  2. 略語用語集の2次元構造図を取り込みたい(params.batの OPTIONS に fig 指定がある)方は、gif2jpg.bat を実行します。10秒ほどで、jpg フォルダに2次元構造図一式ができます。
  3. 略語用語集の3次元構造図を取り込みたい(params.batの OPTIONS に mol 指定がある)方は、mol2jpg.bat を実行します。Jmolという別ソフトが起動し、次々に構造図が表示され、数分で、moljpg フォルダに3次元構造図一式ができます。
    1. うまくいかなかったときは、mol2jpg.bat の7行目にある "--exit" を消してから、mol2jpg.bat を実行します。
    2. Jmolの画面に赤字でエラーメッセージが出ることがあります。mol2jpg.txt 先頭の TOP_DIR の設定を再確認してください。
    3. Jmolのファイル→コンソールで画面を開くと、より詳しいエラーメッセージが見られることがあります。
    4. --exitなしの mol2jpg.bat は、画像作成終了後もJmolが起動したままです。手動でJmolを終了してください。

EPWING作成

上で作成した4つのHTMLファイルと音声・画像ファイルをEBStudioで処理すると、EPWINGになります。

  1. EBStudioを起動し、kagakueigo2.ebsを開く
  2. 「基準ディレクトリ」を、EPWING化ツールの解凍ディレクトリ(HTMLファイルの出来たディレクトリ)に設定する
  3. 「入力ファイル名」「出力先」を正しく設定する
  4. 「ファイル→実行」でEPWING化する。変換には1分ほどかかります。

EPWING作成で変えられること

外字のUnicode表示設定

EBシリーズでは外字をUnicode文字としてきれいに表示できます。詳しくは「外字のUnicode表示」参照。

あとしまつ

EPWING化のために Java をインストールした方は、アンインストールしておきましょう。

EPWING化のためにできた HTML ファイルや JPEG ファイルなどは削除して構いません。巨大なHTMLファイルが残っていると、ウイルスチェックソフトの処理に時間を食ったりします。

音声ファイル取り込みのために wav フォルダを移動した方は、元に戻しておきましょう。

著作権とライセンス

CDのデータはもちろん、EPWINGデータの不正利用は厳に慎んでください。

Jmolライブラリ以外は、大久保が作成したもので、パブリックドメインとします。

連絡先

このプロジェクト用のなんでも掲示板へどうぞ。EBWin/EBStudioそのものについては、hishidaさまの掲示板のほうが良いでしょう、

謝辞

今もEPWING関連ソフトを熱心にサポートしてくださっているhishidaさまに深くお礼申し上げます。

Jmol: an open-source Java viewer for chemical structures in 3D 開発者のみなさまに深くお礼申し上げます。

(C) 2016, Katsuhiko OHKUBO.